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第2外国語としての英語を学ぶ、外国人向けの本向けのミステリーで、Leveled Reader として
語彙を3段階に分けている Thumbprint Mysteries
各本、裏表紙の上部端に Literacy / ESL / Mystery と印刷されています。

このなかのシリーズ本です。
3冊のミステリー・シリーズです。作者は Alanna Knight
3冊とも1999年発行です。
 

  The Royal Park Murder (Thumbprint Mysteries Series)   The Monster in the Loch (Thumbprint Mysteries)   Dead Beckoning (Thumbprint Mystery Series)

左から、第1作をだいたいレベル4とすると、第2作はレベル5、第3作はレベル6あたりかと。レベル5~6ぐらいを読むつもりになった時に手を出した方がいいシリーズでしょう。

■ 第1作 (pp.96)
The Royal Park Murder (Thumbprint Mysteries Series)

■ 第2作 (pp.139)
The Monster in the Loch (Thumbprint Mysteries Series)

■ 第3作 (pp.158)
Dead Beckoning (Thumbprint Mystery Series)

それぞれをエピソードととらえると、『3つのエピソードのあるペーパーバック』と言えます。
3冊合計で393ページ、約7~8万語はあります。

各冊ごとに完話していますが、3冊読むとスッキリします。
物語の底流に「消えた母親」の問題があるからです。
それが気にならなければ、第1作だけ読むということもありです。
イギリス・エジンバラ、イギリス北部に行ったことがある方は情景が浮かんでくるかも。

内容は殺人事件に巻き込まれる主人公 Annie Kelty (24) の視点で語られる物語です。
主な登場人物は

Annie Kelty (24)  :父親が営む小さな本屋を手伝っている
Hamish kelty (47)  :Annieの父親、イギリス・エジンバラに住む、妻はいない
Calum Crail     :Annieの恋人で、エジンバラの警官
Susie Main      :30代後半の独身で Hamish と一緒になりたいと思っている女性

派手なアクションシーンや場面転換はほとんどありません。地味目ではあるけれど、時間の積み重ねを感じさせ、晴れと曇り・雨の移り変わりの早さ、空気と水の澄んだ土地柄を想像させてくれました。

ちなみに「消えた母親」というのは
... Dad led everyone to believe that my missing mother was dead. But was she? And if so, how had she died, and why wouldn't he talk about it if it was that long ago, ... - 第3作pp.3より -
途中で飽きる可能性も十分ありそうですが、それは読んでみないとわかりません。
 

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2008.04.03 | 児童書 | トラックバック(0) | コメント(2) |

3月の今まで知らなかったのですが
ブログ運営会社であるFC2によるスパム・コメント対策が進展していました。
2月末にコメント画像認証機能が追加されていました。
今日、これを導入しました。

今後、コメントを送信される場合、最後に認証用の数字のコード入力が案内されます。
これでロボット・コメントを排除できます。

不活発なブログとはいえ、エロサイトからのスパムや海外からのスパムが即効で排除できそうなので感謝です。
 

2008.03.31 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) |

Dragon Fire

story by Joy Cowley
illustrated by Philip Webb
ISBN: 0478125496
published: 2000
YL: 4.5
words: 4,300

とっても「お気楽に読める」児童書です。

出版社がニュージーランドなので、手に取るのはなかなか難しいと思います。
Dragon Fire は "Skyrider" というシリーズ本のなかの1冊です。
このskyriderシリーズはおもしろい本がたくさんあり
いままで読んできた本をこのページで何度も紹介しようと思ったのですが、
販売ルートがほとんどないので紹介しませんでした。
でも、この本は紹介しておきたいと思いました。

こういう本が国内で気軽に購入できるようになると(ならないと!)、多読学習の楽しさは広がらない気がします。
レベル4ぐらいの難しさでありながら、4300語という長さ(短いけれどキチンと物語になっている)。
しかも登場人物(生物?)の主人公はドラゴン。

ドラゴンたちの住む森で、禁止令が出て一騒動というお話です。
たとえば『桃太郎の話』と言えば、そこに『鬼』や『きび団子』が出てくるのが定番です。
同じように、『ドラゴンの話』と言えば、そこに『金貨』や『プリンセス』が出てくるのは定番なんでしょう。
とても爽快な物語でした。

残念ながら、ISBN で検索しても、いまのところ、国内大手の販売サイトはひとつもヒットしません。
SEG Bookshop の法人向けのパック販売のなかの1冊に含まれているぐらいだと思います。

こちらが出版社による紹介ページです。表紙の写真もキレイに表示されています。
Dragon Fire

さらに、すべてのシリーズ本をチェックできます。
Skyrider Chapter Books: All Titles

8~12歳ぐらいの子供が自分で読書する、そういう想定でシリーズ化の編集がされています。
展開がわかりやすくて、英語がちょっと難しい本。
そういう本を望んでいる場合には、ちょうどいい感じ。
この本は単調な「おマヌケ話」ではなく、物語もよくできていて、
英語表現も豊かというのがポイントかと。
星5つでしょう!
☆☆☆☆☆
 

2008.03.31 | 児童書 | トラックバック(0) | コメント(0) |

バーニンガムの今回の絵本原画展への自筆の挨拶文に
日本が好きだと書いてありました。
まぁ、お世辞なのかなぁと思っていたら

(1) 1989年
Hey! Get Off Our Train (Dragonfly Books)
Hey! Get Off Our Train  (Dragonfly Books)
"Please let me ride on your train. I live in the frozen North and somebody wants my fur to make a coat out of, and soon there will be none of us left," says the polar bear.


(2) 1999年
Whadayamean
Whadayamean

2冊が日本からの依頼に基づいて作った絵本だったというのです。
"Hey! Get Off Our Train" は読んでいませんが、"Whadayamean" は
読みました。日本をイメージしませんでした。普遍的な視点で描かれていました。

日本と縁がある作家、ジョン・バーニンガム

(1)は汽車をモチーフとし、環境をテーマにするという趣旨で
JR西日本からの依頼、EXPO'90 国際花と緑の博覧会のために
描き下ろされたそうです。
邦題:『いっしょにきしゃにのせてって!』

(2)は1999年開催の南紀熊野体験博のために
環境をテーマとして制作したそうです。
邦題:『地球というすてきな星』

また、さらに古い話として、
80日間世界一周の絵本を描くために
実際に世界一周していて1970年11月に
ホテル・オークラ、都ホテルに泊まったという
領収書(現物)とホテルの封筒がこの原画展で展示されていました。

1936年生まれのバーニンガムですから、
今年72歳ぐらいでしょうか。
また日本に来てくれるといいですね。
 

2008.03.03 | Burningham, John | トラックバック(0) | コメント(0) |

ジョン・バーニンガム / John Burningham 絵本原画展が開催されました。
これが、素晴らしい原画ばかりだったのです!
2週間ほど前に終了してしまった
ちょっと古い話ですが書きとめておきます。

昨年関西で開催済みだったそうですが
2008/1/31~2/18 まで「大丸東京新店オープン記念」と銘打って
デビュー45周年の巨星の原画を展示してくれました。
主催は読売新聞社。

この原画展に合わせてバーニンガム自身が来日し、
2日間に渡ってサイン会を行ったとのこと。
残念ながら私が行った日は最終日に近い日だったのですが
それでも入場者は多かったと思います。

このブログではあまり投稿していませんが
バーニンガムの絵と物語が私は大好きです。
たくさん読んできました。
多くの絵本についてSSS書評にレビューを投稿しています。

「あの絵本の原画、この絵本の原画」

絵本原画は約120点展示と案内に書かれていましたが
ビックリしたことが2つあります。

ひとつは、子供の頃小さなトレーラーハウスで生活し、
10代で各国を放浪していたという生い立ち。
良心的兵役拒否者としての免除審査を受けていると。
そういう制度があるということと、自由への気概。
その経験が作品に反映されるのかわかりませんが
バーニンガムの絵の作り方がどんどん変わっているんです。
ペン画からモンタージュまで、いろいろ自由に描いている
感覚が伝わってきます。

もうひとつは、原画の大きさです。
絵本と同サイズ位なのかと思っていたら
縦60~70cm位, 横40~50cm位ありそうな原画ばかりでした。
Seasons (1969年) の秋の風景のオレンジ色の綺麗なこと。
あの色は印刷ではだせないでしょう。
バーニンガムというと緑色が基調色として印象に残るのですが、
原画を見るとオレンジ色の美しさが素晴らしかった。
 

2008.03.02 | 映画・展覧会 | トラックバック(0) | コメント(2) |

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