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ジョン・バーニンガム / John Burningham 絵本原画展が開催されました。
これが、素晴らしい原画ばかりだったのです!
2週間ほど前に終了してしまった
ちょっと古い話ですが書きとめておきます。

昨年関西で開催済みだったそうですが
2008/1/31~2/18 まで「大丸東京新店オープン記念」と銘打って
デビュー45周年の巨星の原画を展示してくれました。
主催は読売新聞社。

この原画展に合わせてバーニンガム自身が来日し、
2日間に渡ってサイン会を行ったとのこと。
残念ながら私が行った日は最終日に近い日だったのですが
それでも入場者は多かったと思います。

このブログではあまり投稿していませんが
バーニンガムの絵と物語が私は大好きです。
たくさん読んできました。
多くの絵本についてSSS書評にレビューを投稿しています。

「あの絵本の原画、この絵本の原画」

絵本原画は約120点展示と案内に書かれていましたが
ビックリしたことが2つあります。

ひとつは、子供の頃小さなトレーラーハウスで生活し、
10代で各国を放浪していたという生い立ち。
良心的兵役拒否者としての免除審査を受けていると。
そういう制度があるということと、自由への気概。
その経験が作品に反映されるのかわかりませんが
バーニンガムの絵の作り方がどんどん変わっているんです。
ペン画からモンタージュまで、いろいろ自由に描いている
感覚が伝わってきます。

もうひとつは、原画の大きさです。
絵本と同サイズ位なのかと思っていたら
縦60~70cm位, 横40~50cm位ありそうな原画ばかりでした。
Seasons (1969年) の秋の風景のオレンジ色の綺麗なこと。
あの色は印刷ではだせないでしょう。
バーニンガムというと緑色が基調色として印象に残るのですが、
原画を見るとオレンジ色の美しさが素晴らしかった。
 
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2008.03.02 | 映画・展覧会 | トラックバック(0) | コメント(2) |

(1)からの続きです

この映画を作った人たちの思いが凝縮しているのが映画の導入部だと思っています。
物語に入る前の登場人物を紹介する時にどんな映像を持ってきたのかというと、絵筆を取って、パレットから画用紙に青色の表情をテストするのです。

緑色がかった青色から鮮やかな青色、何本も色を塗り、色調を選んでいます。
ピーターラビットを知っている方なら、何を描こうとしているのかすぐわかります。
そして絵の具の付いた筆を水で洗い、水の色の変化(湖水を暗示?)を映します。
もう、このシーンだけで、ポターの半生を描いたと言ってしまえそうです。

もうひとつ印象的だったのが、絵本製作の過程での印刷所のシーンです。
刷り上がった現物を見て、ダメ出しして何度も印刷のやり直しをさせるエピソードが心に残ります。
でも、これは本当なんですかね?

映画は、1902年頃のイギリス・ロンドンを舞台にして始まります。
イギリスの階級社会に触れたことがないので時代考証とかわかりませんが、イギリスで作っている映画ですから、衣服や馬車、メイドなどの扱いからマナーと格差とか当時のイギリスをそつなく描いているのでしょう。
弟(長男)は家を継がない、ポター自身30歳過ぎでも独身でいたというのは自分たちの意思を大切にした生き方で、なかなか難しかっただろうと想像させます。

ポターというと、植物学者になりたかった人というイメージがあります。彼女が描いた菌類の絵本を見れば、その上手さに圧倒されます。
女性は科学者になれないという当時の不文律があり、断念せざるをえなかった。そちらのイメージが強いです。
この映画では身分の違う(格下の)編集者との恋が主軸です。こんな劇的な恋物語があったとは知りませんでした。

ところで、Wikipedia のミス・ポターの項目によると、史実との違いが指摘されています。
とりわけ最後のただし書きが重要?
■ミス・ポター - Wikipedia

確かに言われてみれば、ピーターラビットは最初は私家版として絵本にしたはずだったような記憶がよみがえってきました…。

それは別として、広大な土地を購入して自然保護に寄与した事実を始め、動植物に囲まれて人生を全うした彼女の生き方が良く伝わってくる快作です。

淡い映画:ミス・ポター(3)へつづく >>
 

2007.10.05 | 映画・展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) |

前売券を買って観に行った映画です。
理由は、前売だとトートバッグがもらえるから^^


ミス・ポター - goo 映画

『ミス・ポター』を観てきました。
ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポター / Beatrix Potter の半生を描いています。
■公式サイト

一言で表すならば、「淡い映画」という感じでした。
ピーターラビットの青色のジャケットのように。

このブログでも紹介しているピーターラビットの絵本シリーズですが私が一番好きなのは、青色のジャケットの色そのものなんです(笑)
この淡い青色がいつ見ても、とても心地よいのです。

■Miss Potter Movie - Beatrix Potter's Lake District
この英語ページの左側に日本の旗のアイコンがあります。
PDFファイル(miss_potter_jp.pdf サイズ1.2MB)のリンクです。
これをダウンロードすると、
「ビアトリクス・ポターの湖水地方」という、映画に出てくるポターが購入した家(Hill Top)などの場所や湖など、地図と写真入りで観光名所や詳しい解説を読むことができます。
「湖水地方」ってどこなの?って思っている方にオススメのファイルです。

このファイル、よくできていてわかりやすいです。
映画ポスターが逆さまに張りついているのは残念ですが、ポターの家 Hill top を模した大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館ってのが埼玉県こども動物自然公園 (東松山市)にあることをこのファイルで初めて知りました。


淡い映画:ミス・ポター(2)へつづく >>

2007.10.04 | 映画・展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) |

東京都美術館 で 1/27~4/8まで開催されている
オルセー美術館展 - 19世紀 芸術家たちの楽園 -

行ってきました。
観たかったのは、2点。
チケットにも印刷されているマネの作品と
ゴッホの有名な1点でした。



「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」
エドゥアール・マネ
1872年

黒い衣装がとても印象的な女性モリゾが画家であるということ、しかもマネの弟と結婚していたということを今回の展覧会で初めて知りました。
まぁ、そういう情報は別として、とにかく私はマネの描く女性がとても魅力的で好きです。
以前、マネの作品で、
温室のなかにあるベンチに男女が座っている大きな絵をどこかの展覧会で観たのですが、今回展覧されているこの1枚の絵はそんなに大きなサイズの絵ではなかったですね。
でも本当に生き生きとしていて、ずーと観てました。

帽子と、まとった黒服がとても印象的で美しいモリゾ。
カラープランナーの大川さんの説明で黒のプラスイメージに高級感があるそうですが、この黒い服装はとても引き締まった存在感が伝わってきました。
モリゾ自身が描いた代表作も今回展示されています。(一番最初に展示)

マネといえば
全裸の『オランピア Olympia』のスキャンダラスさが有名ですが
『フォリー=ベルジェール劇場のバー A Bar at the Folies-Bergeres』
いつか、この黒服の酒場女も観てみたいです。

マネを始め、画家の作品は
このサイトが親切で作品もわかりやすくてオススメです。
アート at ドリアン
ここの マネ (印象派) で確認してみて下さい。

「アルルのゴッホの寝室」
フィンセント・ファン・ゴッホ
1889年

今回、ゴッホの作品も1枚ありました。
遠近法の使い方がとても強烈な部屋の絵は、
少し見つづけていると頭がゴニョゴニョしそうなほどの力強さでした。

2点とも人気作なので、立ち止まって観つづけるのは無理があるのですが
他の作品はほとんど無視して、この2枚だけはしっかり堪能しました。

2007.03.24 | 映画・展覧会 | トラックバック(1) | コメント(2) |

A happy, lovely movie!

チキ・チキ・バン・バン

チキ・チキ・バン・バン

このミュージカル映画、ロアルド・ダール Roald Dahl が screenplay(脚本)を書いています。
以前、このブログでも紹介しています。007映画つながりで担当したんでしょうね。
約40年前の作品ですが、いま観てもハチャメチャですごく楽しい映画です。
★★★★★ (5/5)

一番気になったのは、主題歌 "Chitty Chitty Bang Bang" です。
韻を踏んでいて音感と語感、リズム感が心地よい歌です。
でも、アレっ?て思ったのです。

たしかに、何回かは子供たちの歌声で「チキチキ」って聞こえる箇所もあるのですが
ほとんどは「チリチリ」って私には聞こえるのです。
10回ほどリピート(ch17, 時間だと 54' あたりから歌い始めます)して聞いても同じでした。
私の耳(脳)がそう判断しているということです。
カタカナで書いている時点で、×(バツ)なんでしょうが
何で日本語タイトルを「チキ・チキ・バン・バン」ってしたのか
そこだけ引っかかりました。

日・英の字幕表示では歌詞は表示されませんが
DVDだと、トップメニューのなかに 『シング・アロング』 という項目があり
12曲の歌の歌詞をテロップ表示できる特典がついてます。

途中で休息表示が入るなど、映画『アラビアのロレンス』みたい。
子供たちが無邪気で、今の時代に作られる映画とはちょっと違うかもしれないなと思う、自分のひねた心を洗ってくれるとてもいい映画でした。
たぶん、リスニングするという態度がいつのまにか自分のポジションを「子供」にしていた可能性が高いです。
『あの翼の大きさでは飛行できるはずがない』って真っ先に思ってしまうだろうから。

amazon.co.jp のページより
007シリーズで知られるイアン・フレミングの童話をもとに『メリー・ポピンズ』のリチャード&ロバート・シャーマン兄弟が映画化したファミリー・ミュージカル活劇。
ダメな発明家のポッツ(ディック・ヴァン・ダイク)と可愛いふたりの子ども、ちょっといかれたおじいちゃんの4人家族。やがてポッツはひょんなことから知り合った貴族令嬢トルーリー(サリー・アン・ハウズ)とともに、陸海空思いのままのスーパー・ポンコツ自動車“チキ・チキ・バン・バン”に乗って、悪漢ボンバースト男爵(ゲルト・フレーベ)をこらしめる…!?
英国ならではの気品と大らかな作風が心地よくマッチし、世代も時代も超えて楽しめる快作。同名の主題歌も、世界中で知らない者はいないだろうと思わせるほどの名曲として、今なお親しまれている。(的田也寸志)
監督: ケン・ヒューズ(1968年・146分)




2007.03.23 | 映画・展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) |

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