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Ezra Jack Keats の絵本の翻訳を手がけていた きじま はじめ さんの言葉を紹介します。

参考本1 (1995年) に収録されていている寄稿文のなかで言われている、「古典」の定義です。
読みかえすたびに、いつも新しい作品を古典と呼ぶ ならば、エズラ・ジャック・キーツの絵本というのは誕生してまだそれほど年がたっていないのに、まさしく現代の古典絵本といっていいだろう、というのがわたしの結論だ。 」 

木島 始 (詩人)


素晴らしい「古典」の定義だと思いませんか?
エズラ・ジャック・キーツへの木島さんのセンスを感じさせる文章だと思います。

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2005.06.30 | Keats, Ezra Jack | トラックバック(0) | コメント(0) |

(1) よりつづく

この本の本文は1600語ほどの短い物語です。
The Vicar of Nibbleswicke話も笑いのポイントも推測しやすいと思います。ただ、単語を知っているのと知らないのでは、面白さが全然違うので、レベル4以上(SSS書評では YL 4.5 )でしょう。切れ味のよい、単語の使い方がおかしさと鋭さを倍増させています。

● タイトル
私の場合、タイトルの Vicar という単語を知りませんでした。Quentin Blake のイラストでだいたい理解できました。さらに、Nibbleswicke にも仕掛けがありそうです。
例えば、nibbles + wicke だとすると
The Vicar nibbles wicked. みたいな感じがあるような…。

この本のタイトル、The Vicar of Nibbleswicke が Vicar のしゃべり方を想像させる(揶揄する)のか、セカセカした、チマチマした人間性を想像させるのか、穀類などの生産物 (人生) を食い荒らす、憎き存在を想像させるのか、または、もっと違う意味があるのか、よくわかりません。
少なくとも、Vicar に対する好感は無さそうです。

● 寄付
Dahl ( と Blake ) は、この本の版権をオークションにかけて、the Dyslexia Institute という団体に寄付したそうです。

Esio Trot (Novel)
また、本文のなかでも、Dahl 自身の作品である Esio Trot に触れている箇所があります。Dahl のユーモアを感じさせます。
Dahl が笑い倒しているのは Vacar であって、主人公の Lee を笑っているわけではないと思います。


(3)


  
 
 

2005.06.30 | Dahl, Roald | トラックバック(0) | コメント(0) |

私は Roald Dahl / ロアルド・ダール の児童書が大好きです。
Paperback Reading 洋書を読む、よ? の記事で知ったのですが、ダールの博物館 The Roald Dahl Museum and Story Centreが開館するそうです。

Dahl の児童書は全世界で子供たちを楽しませています。大人たちまで魅了しています。

Dahl が児童向けに本を書き始めたのは James and the Giant Peach (1961年) が最初です。それ以来たくさんの魅力的な世界を提供してきました。

The Vicar of Nibbleswicke一方で、汚い、グロテスクな側面が見えるから Dahl を好きになれないという方もいらっしゃいます。その残酷性、徹底的な批判精神を 『笑い倒す』 という次元に高めた傑作児童書があります。 Dahl が嫌いな方はもっと嫌いになるでしょう (笑)
見事なまでに Dahl の核心を表現した本。それが The Vicar of Nibbleswicke だと思っています。

(2)


 

2005.06.29 | Dahl, Roald | トラックバック(1) | コメント(0) |

文を Cynthia Rylant が書いている 4-7 歳向けのシリーズ本 Poppleton
イラストは Mark Teague
ブタといえば私は James Marshall なのだが、この絵本でも主人公の Poppleton は、肉付きのよいブタ。シリーズの順番は飛び飛びだけれど、3冊まとめて読んだ。ほのぼの系だけど、小粋 (こいき) なブタだ。1冊700語ぐらい、1話あたり300語以下と短いけれど読みやすい。しっかりオチがあり楽しめる。

Poppleton Everyday (Poppleton Everyday)
Everyday  / Book Three (715語)

3冊まとめた読んだ感想。
以前、Aさんが 『ブタでも表情が違うんだよね』 って言っていたのが気になっていたので、注視してみた (笑)
確かに表情が違う!
当たり前か。知らなかったなぁ~。ブタなんてみんな同じだと思っていた。

何が 「小粋 (こいき) 」 かって言うと、Rylant のお話が私には小粋に思える。典型的なほのぼの系なんだけど。さらにイラストがその雰囲気を醸し出している。例えば、In Fall Book Six では、きちんとシャツにネクタイをしているだけではない。ネクタイとマフラー( 英文では違う単語を使っている )をそろえていたりする(母校?のカラー)。何よりも、鼻だ!ちょっとめくれるほど高くて、固そう。

Poppleton in Spring (Poppleton (Paperback))
In Spring  / Book Five (680語)

そうなのだー。Swine Lake で、センダックが描いたブタの鼻はつぶれてシワになっている。しかも、トンネル型だった。Poppleton の鼻はまんじゅう型で、血色もいい。全然違う表情だよ。
そうやって注視していたら、Swine Lake のブタの方が小粋でないぶん、愛嬌があるように思えてくる。何回読んでも絵本は飽きない。


Poppleton in Fall (Poppleton)
In Fall  / Book Six (757語)

飽きないついでに、ひと言。
このシリーズが好きな人にとってはお約束だと思うけれど、本を開いて最初に見開きページで Poppleton たちの住んでいる街の鳥瞰の絵が必ずある。同じように見えるけれど、違う。まとめて読めば見比べられるので、その違いを見つけるのも楽しい。
各冊、3話づつ入っている。
 

2005.06.28 | 絵本 | トラックバック(0) | コメント(0) |

Over in the Meadow / Ezra Jack Keats

Over in the Meadow (Picture Books)ISBN: 0670883441 (1971年)

文の解説が表紙のカバー折り返しに書いてあった。
The text for Over in the Meadow is based on a traditional Southern Appalachian counting rhyme which dates back to the late 1800s …

 リズム感のあるアメリカの古い数え歌に、Keats が絵を描いた作品。10まで数えるが、全て見開きのページでワイドな感じになっている。紅葉は実物をコラージュしていると思う。他の草もそう。押し花(草)なのだ。
各ページごとに色調が統一されていて落ち着きがある。表紙にもなっている、3つめの、青い鳥 Bluebird の色と木の幹の質感、葉っぱの色づき方の季節感。バランスの見事なこと、このうえない。食い入るように見るもよし、遠目に見るもよし。
日本的な情感を持つのは背景に和紙を使ったり、蛍を描いているからかなぁ。☆☆☆☆☆


ピーターのくちぶえKeats と日本について(3) でも紹介した本。1974年初版。カバー折り返しや、キーツの寄稿文(邦訳)があるのが見逃せない。初めて日本に来た時、飛行機の窓から見えたものは何だったのか?キーツの心情が伝わってくる。なぜ Over in the Meadow のような作品が生まれてくるのか推測できる。



春の日や庭に雀の砂あひて―キーツの俳句絵本春の日や庭に雀の砂あひて―キーツの俳句絵本
編:Richard Lewis 絵:Ezra Jack Keats
ISBN: 4039602501 (1999年)

同じく、「Keats と日本について(3)」 で紹介した絵本。
本当は原作 In a Spring Garden (1965年) 絵:Keats ISBN: 0803740247 を紹介したいのだが、販売していなそう。
Keats が小林一茶などの日本の俳句(英訳選集)を元に描いた作品。
日本語版の表紙を原書と見比べるとよくわかるのだが、デザインがゴチャゴチャしている。中身もそう。原書にあった俳句の英訳文、さらにその下に日本人向けに英訳を日本語訳にした横書きの文、おまけに小林一茶らの縦書きの俳句(古語表示ルビ付き)も載せている。

何も描かないことによって、空間を生かす。
Keatsが日本をイメージし、腐心した(と思う)ことが消えてしまいそう。無限の広がりが有限のものに見えてきて残念。
しかし、それ以上に、この絵本を先に読んでから Over in the Meadow を読むと、Keats の思いが伝わってくると思うから外せない1冊。

2005.06.26 | Keats, Ezra Jack | トラックバック(1) | コメント(0) |

とってもお薦めの Longman Literacy Land という児童学習シリーズの話を書こうと思った。いわゆる LLL 。
で、LLL がめちゃくちゃ大好きな方を複数知っているし、私も好きで Story Street (各人の顔の判別が難しいのがちょっと残念) は全部読んだと思う。

いまお薦めなのは、LLL の Info Trail というノン・フィクションシリーズ。
そこで、大人が読んでも感心する本を載せようと思って、その ISBN や、本のタイトルで出版社のサイトやネット書店を検索したが、ほとんど表紙の見れる本がヒットしない。英国のロングマン Longma が、セット販売しているからなのか? 残念。

そこで、日本で唯一のGraded Readers・児童書の専門店である通販書店
SEG Bookshop Online Shopping に行くと、ちょっとわかりにくいのだが、Eさんが作成された LLL 本(Story Street, Genre Range, Info Trail )の全リストと総語数のファイル(エクセル・ファイル)がリンクされている。スゴイ労力に感服。

● ネットを見ていて偶然知った loo の話

なんとかWeb上で表紙が見れて、自分が読んだ面白い本がないか探す。あった (笑)

続きを読む

2005.06.26 | GR・LR 本 | トラックバック(0) | コメント(0) |

日本時間、6月23日午前3:45分、コンフェデ杯グループBの
最終戦、日本対ブラジルがあった。結果は、 2-2 draw
BBC Football News は、母国イングランドが出場していないせいか
ほとんどベタ記事。でも短くて読みやすい (笑)
タイトルも、 Brazil in semis after Japan draw
大黒選手は後半最初から投入されたが、先発ではなかった。

続きを読む

2005.06.26 | News / Site の紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) |

Mr. Putter & Tabby Pick the Pears (Mr. Putter and Tabby)Mr. Putter & Tabby Pick the Pears (Mr. Putter and Tabby)
文:Cynthia Rylant 絵:Arthur Howard / ISBN: 0152002464

Cynthia Rylant の児童書。In Aunt Lucy's Kitchen (Cobble Street Cousins , 1) が有名な作家。
これも女性に人気の Mr. Putter & Tabby シリーズの1冊。というか、Sさん(複数いるけど)に教えてもらったシリーズ。主人公が男性のせいか、男性が読んでも違和感は少ないのではないかな。ちょっとほのぼのしたい時だったらちょうどよい長さのお話だと思う。(805語)

イラストを見ていると、山本晋也監督を私はイメージする。テレビ朝日の「トゥナイト」という番組のレポーターを長くやっていた「映画監督」である。番組では風俗嬢との会話やレポートがお得意だった。「明るいスケベ」といった感じで人気があった。監督は何にでも好奇心を抱いていたと思う。山本監督と Mr. Putter。 私はどちらも好きである。

2005.06.25 | 児童書 | トラックバック(0) | コメント(0) |

先日、絵本の話をしていて、私の知っている絵本が話題になった。
大好きな作家の絵本で、内容も知っている。でも、タイトルが出てこないのだ。絵本の表紙は浮かぶが、これでは、会話にならない。

ブログでは、めんどくさいから本の表紙を表示しないつもりだった。
でも、月日がたつと、そのうち、タイトルを読んでも表紙が浮かんでこない場合がありそうだ。同じ昔話を絵本にした場合など、特に。

そこで、アマゾンJPの許可を取って、本の表紙を表示することにした。
古い投稿も表示のしかたが実際にどうなるのかテストも含め、確認しながら再投稿している。

エントリー時にスレッドテーマがあるというのを初めて知った。
(自分としては、カテゴリーを複数登録できるようになればいいと思うのだが。)
よくわからずに再投稿をしているので、二重申告(ダブル表示)になっていた。
これからは気をつけますので、ご勘弁。

2005.06.25 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) |

この間、 アメリカの prairie 地帯を舞台にした児童書を読んでいる。それまでの私のイメージでは、オズと魔法使いの話が「はは~ん」と思う程度だった。
そんな感じだったが、何冊か児童書を読むと、火事がすぐ起きたりする展開になるので、気になっていた。ちょうど、火の海を描いた作品を読むことができた。

Cora Frear: A True Story (Brave Kids/Ready-for- Chapters)Cora Frear: A True Story (Brave Kids/Ready-for- Chapters)
文:Susan E. Goodman 絵:Doris Ettlinger / ISBN: 0689843291

Cora loves riding through the wild prairie with her docotor father …
実話とのこと。Cora Frear とその父親、馬車が体験する出来事。どれほどスゴイ火の海なのか、現実は私の想像を超えていると思う。1つのエピソードだが、忘れない話である。

2005.06.25 | 児童書 | トラックバック(0) | コメント(0) |

年を重ねた人なら、読みながらいろんなことを考えると思う。

Miss Rumphius (Picture Puffins) Miss Rumphius
Barbara Cooney (1982年) ISBN: 0140505393

私が読んだこのペーパーバック版では、表紙を見ればわかるのだが、白髪混じりの女性が花に手を差しのべている。
話は淡々と進んでいく。読みながら、自分の人生を思い起こしてしまう。Miss Rumphius と共に、静かに流れていく時間。☆☆☆☆☆
(6/19 初稿)

2005.06.25 | 絵本 | トラックバック(0) | コメント(2) |

(1)で3冊書いたから、あと2冊続けて。

The Owl and the PussycatThe Owl and the Pussycat
文:Edward Lear 絵:James Marshall (1998年) ISBN: 0062050109
after word by Maurice Sendak

水彩の描き方が、いままでのMarshallと違う。鉛筆のような線を輪郭に幾重にも加えている。絵の質感も違う。こういう雰囲気の絵を他にも描いているのだろうか?
主人公は Owl と Cat だが、私の一番印象に残っているのは、ブタの横顔。これは忘れない。ピンクの色つやがいい。ちょっとはにかんでいるのか、いい色している。「うまそう」とは思わないからブタではなく擬人として認識しているのだと思う (笑)
文章が筆記体で、文頭の字が、L なのか、C なのか、E なのかわからない単語があった。


All the Way HomeAll the Way Home
文:Lore Segal 絵:James Marshall (1973年) ISBN: 0374403554

読んで数日たつと、話を覚えていない。しかし、猫の絵は覚えている。噴水の所にいる猫の絵を見ていると、とっても力が抜けて気持ちいい (笑)
Marshall はカバもブタも好きなのか?噴水のてっぺんに小さなブタの天使の statue あり。表紙の絵もそうだが、絵の雰囲気が、George and Martha に似ている。物語は積み重ね話。
(6/12 初稿)

2005.06.25 | Marshall, James | トラックバック(0) | コメント(0) |

やっぱり、まとめて読むと、何か統一感というか、慣れというか、
雰囲気の、気に入るところが見つかったりして楽しい。

Red Riding Hood (Picture Puffins) Red Riding Hood
文・絵:James Marshall ISBN: 0140546936

古典を作者がretold。
いつからこういう絵を違和感なく見るようになったのか。以前なら、絵を見た瞬間にパスしていたはず。不思議。
Geroge and Marthe の文章を読んでからだろう。
猫の絵にほのぼのしてしまう。教育的意図のある内容だからか、子供向けの絵本を読んでいると実感。


The Three Little Pigs (Picture Puffins) The Three Little Pigs
文・絵:James Marshall ISBN: 0140557423

3匹のこぶた(豚と、 豚では、意味が違うことに今、初めて気づく)というと、家を建てるという話は昔読んだ記憶がある。なぜこぶた(子豚)が家を建てるのか、不思議だった。
ブタの顔をよく見てみる。他の人の描くブタとどう違うのか?よくわからない (笑) いままで、ブタの表情なんて気にしていないし。
擬人化された動物を、人間として認識しているなら、描き方の違いに気づいてもよさそうだけど。たぶん、自分のなかで、ブタというイメージが出来上がっているから、その情報は消えてしまうのではないか。
Sendak の描くブタは、Swine Lakeで見た。特徴があると思う。
このパターンのSendakはあんまり好きじゃないから記憶に残っているのか?


Goldilocks and the Three Bears (Picture Puffin Books (Paperback))Goldilocks and the Three Bears
文・絵:James Marshall ISBN: 0140563660

コルデコット・オナー賞受賞作品

これも、作者がretoldとのこと。
"Short Cut" という大きな門があって、注意書きに、Turn Back とか Not a Good Idea なんてあれば、なおさら入りたくなるんじゃないの?
なんて、すっかり、Marshall の世界に入っている (笑)
(6/12 初稿)

2005.06.25 | Marshall, James | トラックバック(0) | コメント(0) |

1997年、James MarshallGeorge and Martha シリーズの合本(7冊すべて) が、25周年記念として出版されました。George and Martha: The Complete Stories About Two Great Friends / ISBN: 0395851580

George and Martha: The Complete Stories About Two Great Friendsこのコンプリ本に Maurice Sendak が、foreword を書いています
1992年、50歳と3日で亡くなった、Marshall のことをとても評価していたことがわかります。

コルデコット賞を授与しない評者に憤る (オナー・ブックは受賞) とともに、George and Martha Round and Round (George and Martha) のなかの最後の物語 "The Surprise" が お気に入りであることを明らかにしています。他にも話を挙げて内容解説までしています。
この foreword を私は何度か読んでいます。
難しい表現もあって、まだまだ、理解できない所があります。
読めるようになりたいと思います。でも、飛ばし読みでわかるところもあります。

特に
Sendak の思い、大切な友との思い出と、その友を失った悲しみが伝わってきます。
本当に友達だったんだなぁと、しみじみする文章だと思います。
(6/14 初稿)

(2)



2005.06.25 | Marshall, James | トラックバック(0) | コメント(0) |

可能であれば、2冊を続けて読むことをお薦め。

The First Thanksgiving (Step Into Reading)The Trail of Tears (Step Into Reading)The First Thanksgiving (Step Into Reading) ISBN: 0679802185
The Trail of Tears (Step Into Reading) ISBN: 0679890521


左側は、1620年 Mayflower 号でやってきた Pilgrims と Indians との話。
右側は、1838-39年 17,000人の Cherokee 族の強制移住の話。
Pilgrims が Native Americans によって、農耕を教えてもらった経緯と、西部開拓を進めていた時にあった Native Americans への強制。子供向けのLR本だが大人の英語学習者が読んでも、とてもためになると思う。これらの本で私は初めて知った話。

2005.06.25 | GR・LR 本 | トラックバック(0) | コメント(0) |

 ー ベルリンの至宝展、凄すぎ!(1)より続く ー
石版に刻まれたヒエログリフを見たのは初めてだと思う。
hieroglyphs (HY-ur-oh-glifs), meaning "sacred carvings" in Greek. とのこと。
会場はかなり混んでいたが身動きできないほどではなく、じっくり見れた。

●オシリス (Osiris) 神とミイラ
神話では、オシリスは弟セトに殺され、身体をバラバラにして刻まれて捨てられたが、妻イシスがそれを集めて縫い合わせたのでミイラとして復活し、冥界の王になった、と。(この展覧会での解説)
誰もが死後はこの神になることを願っていた。そう、Tutankahamen も!
この願いは、いまを生きる私たちに届いている。

Tut's Mummy Lost -- And Found  Tut's Mummy Lost -- And Found (A Step 4 Book) ISBN:0394891899
 King Tutankhamen (too-tonk-AH-men) を発掘した Howard Carter の物語。LR本。約1500語。イラスト・写真も多く、読んでいて飽きない。

2005.06.25 | GR・LR 本 | トラックバック(0) | コメント(0) |

BBC のページで、コンフィデ杯グループBの最終試合の記事を書いている。
ジーコは勝てるって言っている、ジーコの母国・ブラジルに!

Zico plotting Brazil's downfall
Tuesday, 21 June, 2005, 09:06 GMT 10:06 UK
日本時間の21日、18時06分のBBC Football News Web情報

でも、「机上の話では」っていうニュアンスを含むタイトルだね。

この試合、日本は引き分けでは準決勝に進めない。
日本は勝つしかない。ブラジルは引き分けでもいい。

20回戦って1回勝てる相手かも、ブラジルは。
実際には、6回戦って1回も勝ったことがない相手。
6回戦って、(確か)1点しか取っていない相手…。
日本は挑戦者以外の何者でもない。

ジーコのプロットって、どんなのだろうか?
監督なんだから、このゲームで負けたり引き分けたりするような
ことを考えるわけ無いけれど…。

ブラジルが1点を先取すれば、あとはボールを回されてお終いかもしれない。
だから、日本の戦術は前半は守って守って、0-0で行きたい。
後半に大黒選手を投入して、1-0で日本が勝つというプランなのか?

それとも、ブラジル相手に守って守っても前半0-0で折り返せるほど
甘くはないと判断して、ガンガン攻めさせる。攻めてる心があるから
実際にはブラジル相手に守っているのと同じ状態かもしれないけれど
心理的に「引いてはいない」状態。

中田英寿選手は、ブラジル戦「攻撃的にやりたい」
コメントしているし。

ジーコはワールドカップ予選で本大会出場を決めた後で
「ワールドカップに参加しに行くんではない。勝ちに行くんだ!」って
言ったらしい。

ジーコは、今夜のゲーム(約6時間後)にどんなプロットを作っているのかな。
日本時間、23日(木)午前3時45分、キックオフ。
「ケルン( Cologne )の勝利」 でも 「ケルンの教訓」 でもいい。
日本の選手が大活躍して、海外でプレーする機会が生まれたら最高でしょう。
大黒選手を前半から投入に1票。

2005.06.22 | News / Site の紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) |

なんと、日本代表がギリシャに勝った!
サッカー、コンフェデレーションズ・カップ、リーグ戦での話。
日本1 - 0 ギリシャ
BBC のタイトルは、 Greece suffer at hands of Japan
ふーん。
目線は、ギリシャ。まぁ、当然でしょうね。
ユーロ2004のチャンピオンに対して日本が勝ってしまったのだから、日本が勝ったことよりも、ギリシャが負けたことの方が問題なんだろうなぁ。スタジアムは、ギリシャから大挙して応援が来ていて、日本は away 状態。いいゲームやったんだなぁ。特に大黒選手、スゴイなぁ、うれしいなぁ。

BBC Webnews も1行目から突っ込む。
"Japan should have scored more than one goal,"
ジーコも3点は取れてたってインタビューで答えたらしい。
結果的には、ブラジルに勝つ以外に決勝トーナメント進出は無くなった。まさか、王者ブラジルが、ジーコの前で「引き分けでもよし」なんて構えてくるとはとても思えない。
でも、初めてユーロ・チャンピンオンに勝った!
選手のみなさんには、ぜひ、サッカーを存分に楽しんで欲しいと思う。「マイアミの奇跡再び」なんて、あるのかな?


2005.06.22 | News / Site の紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) |

マクミランのGR本は、アメリカ・イギリス以外の話を描いていてオススメ。
The Black Pearl of Cheju Island / Mandy Loader ISBN: 0435273051
韓国、チェジュ島(済州島)での出来事。本の中では Cheju-Do と表記されている。話は読みやすいし、展開も想像しやすい。それでいいと思う。ちょっと怖いけれど、そんなには怖くない。実際に体験したらとても怖いでしょうね。日本にも存在する人たちが出てくるので違和感はない。

2005.06.19 | GR・LR 本 | トラックバック(0) | コメント(0) |

Strike!Strike! (2004年) ISBN: 0552550310 「Corgi Pups」

サッカーを題材にした短めの児童書を読んだ。
サッカーのゴールネットと、魚釣りの網(ネット)をひっかけて題材にしている。
最近調子のでない、お兄ちゃん。弟と友人から「激励」される。そんなお話。
アメリカの You can do it! と違っていて、よい!
英語はやさしい単語だけど難しかった。
GR本から初めてチャレンジしない方がいい。
Perfect for new readers. って、この本のうたい文句だけどね。

短い話だから、2回読んでみた。
2回目に読んだ時、内容がよ~くわかってとても楽しかった。
単に自分の読解力がないから難しく感じただけかも。
サッカーの物語は大好き。この話に出てくるチーム名も
英国ならなじみのある名前だろう。弟の名前もね。
んで、↓ サッカー日本代表の話。
今夜は、日本対ギリシャ戦がある。BBCは、どんな記事をだすか。



●(当然の)格の違いって感じ?

日本 1 - 2 メキシコ
タイトルが Mexico show class with Japan win
日本の人もこの試合を見て「(日本は)格下」ってネットで書いてある。
仮に3敗全敗だとしても、重要な大会でしょう。1回くらい勝てるかもしれないし。
アジアカップに優勝して、参加できたコンフェデレーションズカップ
いろんなカップがあってわかりにくいが、来年に同じ国で開催される
ワールドカップの予行演習みたいなイメージですか。

話をわかりにくくしているのは、今、もうひとつの世界大会
ワールドユース(20歳以下)世界大会がオランダで開催されていて
日本は、見事にというか、しぶとくというか、この大会に参加していて
しかも決勝トーナメント進出を決めた。同グループだった開催国オランダは
やっぱり強い。


2005.06.19 | 児童書 | トラックバック(1) | コメント(0) |

● ちょっと、アメリカの歴史の流れを知りたい!

the Prairie Skies Series (児童向けの歴史フィクション*)が面白くて調べてみました
Free State, Slave State などということすらよくわからなかったので、動的に歴史を知れると楽しいですね。

1776年   アメリカ13州(USA)がイギリスから独立を宣言した
1783年   USAがイギリスとの戦争に勝って、独立した
1789年   ジョージ・ワシントンが初代大統領に選出される
1808年   奴隷の入国を違法化(国内での売買は継続)
1820年   ミズーリ協定 Missouri Compromise
       北緯36度30分以南で奴隷制を認める
       奴隷制度を認めるか認めないかは州単位で決めることになっていた
       アメリカの領土拡大と整備に伴って、「州」が増えていく
       自由州 Free State 、 奴隷州 Slave State という
       州の位置づけと均衡問題。ミズーリ州を奴隷州とするが、
       今後北緯36度30分以北には奴隷制度を認めない

1821年   ミズーリ州のUSAへの加入 (24番目の州)
1850年   1850年の妥協 Compromise of 1850
       カリフォルニアのUSA加入問題で、
       地理的にミズーリ協定では対処できなくなる。そこで、
       カリフォルニア州を自由州とするが、厳重な逃亡奴隷取締法も制定する

       "Underground Railroad" という奴隷を北部の自由州・カナダへ逃がす
       秘密組織に注目★

1854年   カンザス・ネブラスカ法 住民が奴隷制の維持を投票で決められる
      地理的にミズーリ協定を破棄できることを意味する
      「流血のカンザス」へ the Prairie Skies Series はこの頃を描く

1860年11月 リンカーン(共和党)が大統領に当選
1861年 2月 南部7州でCSA(Confederate states of America)を形成
       USAからの脱退を宣言、その後11州へ拡大
1861~65年 南北戦争、the Civil War, 南部では the War between the States 北部では the War of the Rebellion 南軍が勝っていれば独立戦争!


*the Prairie Skies Series
1850年代にカンザスを自由州へしようとやってきた家族の物語
Pioneer Summer (2002年) ISBN: 0689843496 文:Deborah Hopkinson
Cabin in the Snow (2002年) ISBN: 0689843518 文:Deborah Hopkinson
Our Kansas Home (2003年) ISBN: 0689843534 文:Deborah Hopkinson 未読

Paperback Reading 洋書を読む、よ? より

参考にしたページ: (トップページ)
ウィキペディア(Wikipedia) 全般 
世界史講義録 第77回  アメリカ独立革命
Yokoyama's Homepage 第13章 自由主義と国民主義 3 アメリカ合衆国の発展 奴隷制度と南北戦争(その1、2)
世界史の研究 (7)アメリカ南北戦争  1861-65
天理大学アメリカス学会 文学の中のアメリカ生活誌(27)より
南北戦争研究室  南北戦争年表(2000.1.27)どの州が脱退していくのかわかる
エウレカ!!受験世界史5.欧米史(参考2.アメリカ史) 2.19世紀のアメリカ、北側南側の構図の地図(受験生ではないけれど…)
アメリカ南北戦争 南北戦争の起源―1850年の妥協 → 北緯36度30分というミズーリ協定の米国地図

□外務省の北米総領事便り 短くて、読みやすくておもしろいカンザスの歴史と話

2005.06.18 | USA | トラックバック(2) | コメント(2) |

先日、上野へ出かけ、「ベルリンの至宝展」を観てきた。
(4/5~6/12 東京国立博物館)
何も知らずに物見遊山で入ったが、最初から状況が変わってしまった。

「聖なるもの」をテーマに、先史時代から19世紀までの時代を厳選して
持ってきたとのこと。

スゴイ!嬉しい!
圧巻はエジプト美術ボッティチェリのヴィーナス

ツタンカーメンが有名だけど、開催されても
人が混んでいて見に行くような気も起きなかった。
今回初めて、パシグのミイラ・マスクと、パイエステネフの彩色木棺という
ツタンカーメンと同じような、埋葬用具をじっくり見ることができた。
とてもお得な感じ。
観ているだけで、きらびやかなこと、このうえない。

・Mummy - Mask of Pasyg
亜麻布に化粧漆喰、顔に金箔
ポイントは「金は神の肌の色」
なるほどねぇ。

・Coffin of Paiestenef
木、化粧漆喰に彩色
三重棺のうちの最も内側の棺
ツタンカーメンと同じだと思う。 ← 彼のは純金
棺の内側にびっしり文字が描かれている(鏡で内側が見れる)
等身大といっても150cmあったかどうか。

ポイントは「長い編みひげ(アゴから棒のように伸びている)は永遠の神 オシリスになったことを示している」
これよ、これ!
初めて知った。そういうことだったわけよ。
The long plaited beard of the dead man signifies that he has become Osiris.
だから、編みひげが付けられていない者は、死者の世界を支配しているオリシス神にはなれない。ミイラはオシリス神の顕現、神の身体と理解されていたとのこと。死者のミイラや棺には「死んでオシリスになった誰それ」という銘板が記されると。God Osiris オシリス神は「来世の主」で、誰もが死後はこの神になることを願っていたらしい。

2005.06.15 | 映画・展覧会 | トラックバック(0) | コメント(4) |

●キター! アンソニー・ブラウン♪♪

知らなかった!
今年3月、日本に来ていたなんて。

知らなかった!
今年春、信州で原画展をやっていたなんて!
講演会までやっていたんだぁ~(涙)
あぁ~、残念!

聞きたかった!
Willy は自分自身であることを描いたけれど
hannah (Gorilla の主人公の少女) だって
自分自身なんでしょ?
名前だって、A・N・T・H・O・N・Y のアルファベットから選んだんですよね?おまけに右から読んでも左から読んでも同じだし。

Browne さん、
ガッツ石松(タレント)を見ましたか?
豊臣秀吉を知っていますか?
さるかに合戦のお話だって日本にはありますよ!
大島渚の描いたゴリラ映画は見ましたか?

Oh!
Mr. Browne,
Come again, please!

2005.06.10 | Browne, Anthony | トラックバック(0) | コメント(0) |

参考本1:
◆ エズラ・ジャック・キーツ 希望と夢の絵本芸術
/ 伊藤元雄編 (1995.5.20) ブックグローブ社 ISBNなし

参考本2:
◆ にんぎょうしばい
/ Louieの翻訳本 / 偕成社 (1977年) ISBN: 4033281002

参考本3:
◆ Ezra Jack Keats :Artist and Picture-Book Maker
/ Brian Alderson (1994年) ISBN: 1565540069

参考本4:
◆ Ezra Jack Keats :A Bibliography and Catalogue
/ Compiled by Brian Alderson (2002年) ISBN: 1565540077

参考本5:

2005.06.09 | 参考本 | トラックバック(0) | コメント(0) |

● Keatsの日本への思い
出版社(偕成社)との関係があり1973年に初来日しましたが、Keatsは古くから日本に関心を持っていたようです。

◆ In a Spring Garden (1965年) 絵:Keats ISBN: 0803740247
この絵本は英訳された日本の俳句から R Lewis が23句を選び、それをイメージし、和紙や千代紙でコラージュを使った絵をKeatsが描きました。Keats参考本4 p.76
この邦訳本 ◆ 春の日や庭に雀の砂あひて (1999年) ISBN: 4039602501

Jennie's Hat (Picture Puffins)◆Jennie's Hat
(1966年) ISBN: 0142500356
アジア系の少女を思わせる主人公の物語。
ただし、1960年の ◆My Dog Is Lost 文:Ezra Jack Keats ISBN: 0140565698
これを読めば、アジア=日本であったとは言えないと思います。

私はKeatsが大好きで、Keatsと日本について書いていますが、日本だけにこだわるという見方は私の本分ではありません。

- 未完 - ◆ The Giant Turnip
1983年、つまりKeatsが死ぬ時まで描いていた作品のなかのひとつに、これがあります。ロシア民話の ◆ おおきなかぶ を題材に、日本を舞台にした絵本に仕上げようとしていたそうです。写真で2枚、紹介されています。Keats参考本1 p.24

この話を裏付けるのが、現在保管されている絵と文章です。
いろいろなアイデアを持ちながら、未完のまま終わっている資料です。
上記の写真と同じと思われる原画の写真では、さらに絵の上部にタイプされた文章が貼ってあり、読めます!
『 1. I've never seen a seed like this before. Shall we plant it?"
  "Yes, yes, Papa San. Let's see what happens!" 』
Keats参考本3 p.164

また、もう1枚、まだ線画の状態の原画に文章が貼ってあります。
『 16. Everybody bowed in respect and honor to little mouse San
  whose last little tug did the trick. Standing in triumph
  atop the giant turnip the little mouse took a deep bow. 』
Keats参考本3 p.164

Papa San, little mouse San と表現して、「さん」づけなのです。

さらに、この頃のKeatsの作品
◆Clementina's Cactus

Clementina's Cactus (Picture Books) (1982年) ISBN: 0670885452
これは亡くなるまでに出版されたKeatsの最後の作品ですが、舞台は、荒れた乾燥地帯です。

Keatsはなぜ、この舞台を選んだのか?
Dr. Pope (Keatsの友人にして、the Ezra Jack Keats Foundation の代表)の話として、Keatsと彼の家族は1958年にコロラド、アリゾナ、ニューメキシコを旅したそうです。Keats参考本3 p.163
自分の体験を元に描いているといえそうです。

なので、
日本に来て出会った物語 おおきなかぶ と、その時、「おはなしきゃらばん」のみなさんが使っていた(と思う)大型バスの側面全部に描かれた絵(写真あり)を元にして、日本の旅の思い出を新作で描こうとしていた可能性はとても高いと思います。Keats参考本4 p.163

◆ ピーターのくちぶえ (1974年 / 1997年62刷) ISBN: 4033280707
Keats参考本1, 3, 4を読むことができなくても、Keatsの心情を余すところなく表現した絵本が簡単に読めると思います。
巻末に、『ピーターのくちぶえ』の出版にあたって寄せたKeatsのメッセージ(邦訳)が掲載されています。私はこの文章を読んだ時、嬉しくて泣きそうになってしまいました。

また、ハードカバーの左側の折り返しを見てください。
初来日時に色紙を書いています。かなり小さい写真だけれど、はっきり認識できます。
右側の折り返しには、作家で翻訳者の木島始さんとKeatsが写っている当時の写真と木島始さんの当時の思い出が語られています。
この翻訳本をぜひ手にとって、読んでみてください。
(6/9 初稿)

2005.06.09 | Keats, Ezra Jack | トラックバック(0) | コメント(0) |

●3回来日、体験を作品に

にんぎょうしばい
1973年1月、初来日。約3週間滞在
 おはなしきゃらばん(現おはなしきゃらばんセンター)の大津市のお話会に同行。それがきっかけでできたのが、◆ Louie (1975年) 邦訳 にんぎょうしばい Keats参考本2、カバー折り返し左側

1974年、東京清瀬市の公営ローラースケート場の開設(今は存在しない)に出席した Keats参考本3、p.61-62

The Trip1977年秋来日。
以前Keatsがおはなしきゃらばんで来日した時に、◆ ピーターのイス 本にサインしてあげた少年(イシダ・アキラ君、9歳)が交通事故で死亡 (1977/6/6)。
母親から手紙を受け取ったKeatsはこの秋、母親に会いに行く。『ルイのひこうき』、原書: The Trip (ISBN: 068807328X)に、The dedication for the Japanese edition of The trip reads, according to one translation, "With my memory of loving Akira Ishida, I dedicate this book foy him." Keats参考本3、p.62
2005.6.12 更新

2005.06.08 | Keats, Ezra Jack | トラックバック(0) | コメント(0) |

●Keatsと日本の関係は深い
知れば知るほど、Keatsは日本と日本の子供たちが好きだったのだと思う。

 もちろん、日本「だけ」が好きなのではなく、肌の色や所属する国に関係なく、Keatsは世界の子供たちが好きだった。
自分に子供がいなかったKeatsは作品のなかの子供たちに「……私の本は、ある意味では、私を親にしてくれました。」と語っている。[ Dee Jones (Curator) ] :Keats参考本1 p.35-36

そのKeatsの心は、キーツ賞受賞作品に受け継がれていると思う。

2005.06.08 | Keats, Ezra Jack | トラックバック(0) | コメント(0) |

Swine Lake Swine Lake
文:James Marshall 絵:Maurice Sendak
(1999年) ISBN: 0062051717

この絵本が、白鳥の湖のパロディだということは
読書前に知っていました。

でも、Swine の発音がよくわからない。この時点で
この絵本を楽しめる力が足りないことを実感。

そこで、楽しく読めるようにするために、
日本語の白鳥の湖の本を読むことにしました。

永遠の「白鳥の湖」―チャイコフスキーとバレエ音楽 永遠の「白鳥の湖」 ― チャイコフスキーとバレエ音楽
森田 稔
(1997年) ISBN: 4403230644

そうしたら、チャイコーフスキーの作曲料は800ルーブル(高い?安い?) とか、
1877年の初演台本と、1896年の蘇演台本では、オデットがどうして白鳥になったのか話が違うし悪魔の位置づけも変えたとか。そもそも、ジークフリートという名前が、この物語のドイツの王子の名前だってことすら私は知らなかったわけで、とても楽しく読めてしまいました。

いざ、絵本を読み出すと、けっこう難しい単語があるものの、絵でわかるから楽しく読めちゃう。センダックがどんな遊びを描いているのか、少し見つけることができてダブル満足。
(6/8 初稿)

2005.06.08 | Marshall, James | トラックバック(0) | コメント(2) |

James Marshall の絵本、George and Martha シリーズを紹介された。

まったく運がよく、このシリーズの全7冊を1冊にしたコンプリ本
George and Martha : The Complete Stories About Two Great Friends
1997年、(ISBN: 0395851580) に偶然出会うことができて嬉しかった。

James Marshall を初めて読んだのが、このコンプリ本であった。
とても印象に残る、素晴らしい作品だと思う。
大人が読めば、ほのぼのしたり、ズドンと来たり、心が安らぎ、強くなる話が多いと思う。

2005.06.08 | Marshall, James | トラックバック(0) | コメント(0) |

● 簡単に知るキーツの経歴と主要作品一覧
Barnes & Noble.com (ネット書店)
画面の右側の作品リストがポイント。
ピーターシリーズはブルックリンが舞台だと言われていますね。

Keatsがモチーフにした黒人少年
Peterシリーズを読むとわかるけれど、この少年のシルエットが
実際の絵本のなかで使われています。首のまげぐあいなど、生き生きしてます。

ちなみに、このデータを所有しているのは、The University of Southern Mississippi
この大学は、keats作品の収集で有名とのこと。

Keatsは、ブルックリンのキーツなんだと思う。

Keatsは、ブルックリンで生まれ、ニューヨーク市で亡くなっている (1916-1983)。

New York City is made up of five separated parts called boroughs
Manhattan, Brooklyn, the Bronx, Queens, and Staten Island.
(Rookie read about シリーズを元に少し加工)

●NY市ブルックリンにある、Prospect Park
この公園にKeatsに関係するstatuesがあります。
中段あたりに、こういう文章が書いてあるんです。
statues of Brooklyn-born author Ezra Jack Keats' characters Peter, his dog Willie and Peter's chair.
and the Keats characters were sculpted by Brooklyn artist Otto Neals.
1997年に建立されたピーターとウィリーとイス。制作者までブルックリン在住者なんです。
残念ながら写真は載っていません。
キーツ公式サイトに行けば画像があります。

Ezra Jack Keats Award / キーツ賞
いまでは、毎年選出されています。ニューヨーク公共図書館 (The New York Public Library)と共催しています。
ニューヨーク公共図書館のこのページ、中下段にキーツ賞受賞者(最新7年間)が載っています
評者に2003年から私の大好きな Paul O. Zelinsky が入っているので信頼してしまいます (笑)

2005.06.06 | Keats, Ezra Jack | トラックバック(0) | コメント(0) |

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