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久しぶりに、Jacqueline Wilson の本をじっくり読みました。

The Diamond Girls
The Diamond Girls

作:Jacqueline Wilson
絵:Nick Sharratt
2004年

YL:5~6
約55,000語

占い好きの30歳台前半のシングル・マザー Sue は臨月まじかになり、広い家へ引っ越すことにします。
すでに4人の子供がいるので生まれてくる子は5人目になるという設定です。

長女:Martine, 16歳(父親は Dave)
黒髪をブロンドに染めている。Tony Wingate というボーイフレンドがいる。

次女:Jude, 14歳(父親は Dean)
小柄だけどタフで男子にケンカで負けない。四女の Dixie をいつも守っている。

三女:Rochelle, 12歳(父親は Jordan)
ポップアイドルに憧れる。鏡ばかり見ていて自意識過剰ぎみ。ブロンドの美少女。

四女:Dixie, 10歳(父親は Terry)
未熟児で生まれた。父親が買ってくれたカーディガンをいつも着ている。
いつも Blue bell(おもちゃの小鳥)と一緒にいて会話している。

物語のナレーターは、Dixie. 父親の近況を引越し手伝いにきた Bruce 青年に聞くシーンなど、切ないものを感じさせます。父親は妻 Stella と2人の子供、さらに赤ん坊が生まれたという話を聞かされるので…。
現実を誇大表現すると笑ってしまう場合があるように、この物語は深刻な家族の話を軽くみせる工夫があります。

女の子どうしのケンカ、母親とのケンカ、隣に住む Mary と友だちになる話、会いたくても会えない父親、生まれてくる赤ちゃんSundanceの世話、それぞれ微妙な関係を作者のジャクリーン・ウィルソンはていねいに描いています。文体に慣れるせいか、または展開がクリアになるせいか、前半過ぎるころには読みやすくなりました。
母親が子供たちに言う 'All your dads were lovely guys,' という思いが示していますが、人生をひたむきに生きている英国の子供たちへの応援、そんな読後感がわいてきました.

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2007.10.21 | 児童書 | トラックバック(0) | コメント(0) |

(2)からの続きです

ということで、実際のピーターラビットの絵本を原作で読むのはいかがでしょうか。


   The Tale of Peter Rabbit

さいわいにも、
ネット上でイラスト付きでこの英語絵本を読む(見る)ことができます。
なお、英語はわりと難しいと思います。
レベル3ぐらいでしょうか。
初めて読む英語絵本に選ぶと、ちょっとむずかしいかも。
楽しく読めなかったとしても、問題ないです。

このサイトで、1冊まるまるピーターラビット絵本を堪能できます。
■byGosh.com - The Tale of Peter Rabbit, by Beatrix Potter
http://bygosh.com/peterrabbit/index.htm

カラー挿絵付きです。ページ見開きの
絵本と同じ感じで、読みやすいレイアウトになっています。
私のパソコンのモニタでは、挿絵の映り具合がちょっとボケているように思えますが、出版されている実物の絵本の雰囲気は伝わるレベルかと。ピーターラビットのジャケットの青色はいい感じなのでアクセスしてみて下さい。

また、この手の古い絵本だと、http://www.gutenberg.org/ こちらで読むこともできます。こちらのほうが、イラストも大きくハッキリ表示されます。

映画と同じ時期の1902年版(上記の画像の絵本)だと
■The Tale of Peter Rabbit (1902年)
http://www.gutenberg.org/files/14838/14838-h/14838-h.htm

■The Tale of Peter Rabbit (1916年版?これは見たことがないので逆に貴重)
http://www.gutenberg.org/files/14304/14304-h/14304-h.htm

■絵本の朗読を聴くことができます。フルタイムで約7分。
3つのファイルに分割されています。

・その1(約3分)
http://www.gutenberg.org/files/12702/12702-m/12702-m-1.mp3
・その2(約3分)
http://www.gutenberg.org/files/12702/12702-m/12702-m-2.mp3
・その3(約55秒)
http://www.gutenberg.org/files/12702/12702-m/12702-m-3.mp3

この機会にタダで原作に触れてみては?



2007.10.08 | 絵本 | トラックバック(0) | コメント(0) |

(1)からの続きです

この映画を作った人たちの思いが凝縮しているのが映画の導入部だと思っています。
物語に入る前の登場人物を紹介する時にどんな映像を持ってきたのかというと、絵筆を取って、パレットから画用紙に青色の表情をテストするのです。

緑色がかった青色から鮮やかな青色、何本も色を塗り、色調を選んでいます。
ピーターラビットを知っている方なら、何を描こうとしているのかすぐわかります。
そして絵の具の付いた筆を水で洗い、水の色の変化(湖水を暗示?)を映します。
もう、このシーンだけで、ポターの半生を描いたと言ってしまえそうです。

もうひとつ印象的だったのが、絵本製作の過程での印刷所のシーンです。
刷り上がった現物を見て、ダメ出しして何度も印刷のやり直しをさせるエピソードが心に残ります。
でも、これは本当なんですかね?

映画は、1902年頃のイギリス・ロンドンを舞台にして始まります。
イギリスの階級社会に触れたことがないので時代考証とかわかりませんが、イギリスで作っている映画ですから、衣服や馬車、メイドなどの扱いからマナーと格差とか当時のイギリスをそつなく描いているのでしょう。
弟(長男)は家を継がない、ポター自身30歳過ぎでも独身でいたというのは自分たちの意思を大切にした生き方で、なかなか難しかっただろうと想像させます。

ポターというと、植物学者になりたかった人というイメージがあります。彼女が描いた菌類の絵本を見れば、その上手さに圧倒されます。
女性は科学者になれないという当時の不文律があり、断念せざるをえなかった。そちらのイメージが強いです。
この映画では身分の違う(格下の)編集者との恋が主軸です。こんな劇的な恋物語があったとは知りませんでした。

ところで、Wikipedia のミス・ポターの項目によると、史実との違いが指摘されています。
とりわけ最後のただし書きが重要?
■ミス・ポター - Wikipedia

確かに言われてみれば、ピーターラビットは最初は私家版として絵本にしたはずだったような記憶がよみがえってきました…。

それは別として、広大な土地を購入して自然保護に寄与した事実を始め、動植物に囲まれて人生を全うした彼女の生き方が良く伝わってくる快作です。

淡い映画:ミス・ポター(3)へつづく >>
 

2007.10.05 | 映画・展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) |

前売券を買って観に行った映画です。
理由は、前売だとトートバッグがもらえるから^^


ミス・ポター - goo 映画

『ミス・ポター』を観てきました。
ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポター / Beatrix Potter の半生を描いています。
■公式サイト

一言で表すならば、「淡い映画」という感じでした。
ピーターラビットの青色のジャケットのように。

このブログでも紹介しているピーターラビットの絵本シリーズですが私が一番好きなのは、青色のジャケットの色そのものなんです(笑)
この淡い青色がいつ見ても、とても心地よいのです。

■Miss Potter Movie - Beatrix Potter's Lake District
この英語ページの左側に日本の旗のアイコンがあります。
PDFファイル(miss_potter_jp.pdf サイズ1.2MB)のリンクです。
これをダウンロードすると、
「ビアトリクス・ポターの湖水地方」という、映画に出てくるポターが購入した家(Hill Top)などの場所や湖など、地図と写真入りで観光名所や詳しい解説を読むことができます。
「湖水地方」ってどこなの?って思っている方にオススメのファイルです。

このファイル、よくできていてわかりやすいです。
映画ポスターが逆さまに張りついているのは残念ですが、ポターの家 Hill top を模した大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館ってのが埼玉県こども動物自然公園 (東松山市)にあることをこのファイルで初めて知りました。


淡い映画:ミス・ポター(2)へつづく >>

2007.10.04 | 映画・展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) |

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