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今日から、オランダ絵本作家展が始まっています。

(1) ミッフィーの赤は赤色なのか、オレンジ色なのか?

『オレンジ色はほとんど使わない』というミッフィーの公式ページの説明文から
「ミッフィー / Miffy の謎?」を書きました。
絵と英文をとおして、謎の答えを探してきました。
Miffy's Library という英文絵本シリーズから20冊、日本語版も20冊ぐらいですが、何度も絵を見ているうちに、
よくある答えですが謎がとけた気がしています。

(2) 虹をとおして色について考えてみる

虹をとおして色について考えてみるとわかりやすいです。
虹の色の数は2色~7色まであると言われています。
参考サイト
虹の色数 (Wikipedia 虹 より)
虹の色数の話 (雑学考 より)
虹は7色か? (虹 rainbow より)

色というものは相対的な認識だということがわかります。
特に、虹は7色か? (虹 rainbow より)
最後にまとめとして書かれた一文
「色は感覚です。みなさんの感じた色が一番だと思います。」というのに共感します。

ひとつのモノを示す単語には時間が含まれています。
私は緑色をしたチョークボードを黒板と言いますし、緑色した(最近は少ない)信号でも青信号と言って疑問を持ちません。オランダ人のブルーナにとって、オランダの子供たちにとって、赤色とオレンジ色の違いがどうなっているのか?オランダの建国の歴史からみて、ひょっとしたら日本人が感じる青と緑という色言葉の使い方に近いのかもしれません(これは別記事で紹介します)。

(3) ブルーナの真実の色

真実の色という実体は存在するのかと問われれば、それは頭の中で認識されている色なのだと思います。
ブルーナの赤色は輪郭(黒色)をはさんで接する色とその面積が黄色の場合や青色の場合では違った表情として受け取れるように考えられています。

ブルーナはインタビューに応えてこう言ってます。
「…使う色はすべて赤、青、緑、黄色。それに黒。基本はこの色です。茶色とグレーは、あとになって必要に迫られて加えた色です。(pp.54)…
…多くを描きすぎず、ごくわずかな色だけを使うことで、見る人は描かれた内容以上のものを自由にみることができるでしょう。見る人に何かを押しつけるのではなく、自由に感じてもらえる絵を描いていきたいのです。…とくに絵本は子どもたちのためのもの。ぼくの絵や色が子どもたちのイマジネーションのつばさを広げることに役立つとしたら…(pp.94)」ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと より

(4) 謎の答え

つまり、最初に固定的な赤色やオレンジ色があるのではない、と。
ある色を「赤色」と認識する自分を認識する行為がそこにあるということでは。

ブルーナは同じ色を使用しながら、ある時は「赤いクレヨン (miffy's birthday)」といい、ある時は「オレンジジュース (miffy at the playground)」と平気で言います。
赤いクレヨンと同じ赤色の服を着ているミッフィーがいて
オレンジジュースと同じオレンジ色の服を着ているミッフィーがいます。
2冊の絵本を見比べるとその色は同じ色なのです。

絵本を見ている子どもが親に聞くかもしれません。
「ママ。ミッフィーは同じ色の服を着ているの?違う色の服を着ているの?」

親は何と答えるでしょうか?
親もブルーナも、こう答えるかもしれません。
「○○ちゃんは何色だと思う?」

その子が感じた色がブルーナの描く「真実の色」なのだと思います。
ブルーナはミッフィーをとおしてそれを語っているというのが私の答えです。

---

私のように大人になってしまった者や、大人びた子供にはもうブルーナの赤色を感じられないかというと、そんなことはありません。
変化する赤色、ブルーナの赤色、を簡単に見ることができます。
それを次に紹介します


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2007.02.01 | miffy | トラックバック(0) | コメント(0) |












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