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Miffy at the Gallery (Miffy's Library)

では順番に観賞していきます。

美術館でミッフィーが最初に観ているのはリンゴの絵です。
これは、ブルーナが初めて描いた絵本 "the apple" のリンゴと同じです。
ここでのポイントは、自作の紹介=現代アートとは違うと思うのです。
飾られている絵はブルーナの "the apple" 第2版(1959)のリンゴなのです!

初版(1953)と第2版は何が違うのか?
なぜ、記念碑的な初版のリンゴの絵を持ってこなかったのか?

第2版だと、リンゴの絵に輪郭が描かれているのです。
これがポイントだと勝手に想像しています。
なぜなら、古典的な絵画の立場、『自然に輪郭は存在しない!』という
考え・見方から解き放たれた絵の登場だと宣言したのではないかと思うからです。
昔、美術の時間に先生にデッサンで輪郭を書いて怒られたことを思い出します。


つづいてはモビールです。

青い月・黄色い星・赤い太陽のモビールが展示されているのを
ミッフィーが見上げています。

これって、マルセル・デュシャン / Marcel Duchamp です。
デュシャンを想像させるオブジェです。

というのも
モビールの歴史
『「彫刻は静止したもの」という固定概念をくつがしたのが、"動く彫刻"モビールでした。』
『「モビール」という名称は、これらの新彫刻を呼ぶのにデュシャンが提案したもので、「動き」と「動機」という二重の意味を持つフランス語』
モビールとデュシャンはつながっているのです。
ブルーナはデュシャンも好きなんでしょうね。

モビールと対比するかのように、続いて登場するのが
クマの彫刻です。
生きているかのように精巧に作られた彫刻を観て
ミッフィーが興奮していると、父親 Father Bun が
"a real live bear is nice and soft,
this one is stone, you know."
とたしなめます。石の彫刻=動かない彫刻ということで
生命感が伝わってこないと言いたい?

この絵本のなかで私がよくわからなかった絵が、次の "blue sun" です。
miffy at the gallery(1997年)より、10年以上前に発刊した
miffy at school 1984年発刊 で、Miffy は自ら "blue sun" を描いています。
ブルーナが描くのは、"yellow sun" です。

青い太陽がどんな画家をモチーフにしているのか?
ピカソじゃないのかなと思いつつ、よくわからない。
知っている方がいたら教えていただきたいです。

傑作絵本:ウォーホルを観賞するミッフィー(1/3)
傑作絵本:ウォーホルを観賞するミッフィー(3/3)



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2007.03.07 | miffy | トラックバック(0) | コメント(0) |












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