上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |

Over in the Meadow / Ezra Jack Keats

Over in the Meadow (Picture Books)ISBN: 0670883441 (1971年)

文の解説が表紙のカバー折り返しに書いてあった。
The text for Over in the Meadow is based on a traditional Southern Appalachian counting rhyme which dates back to the late 1800s …

 リズム感のあるアメリカの古い数え歌に、Keats が絵を描いた作品。10まで数えるが、全て見開きのページでワイドな感じになっている。紅葉は実物をコラージュしていると思う。他の草もそう。押し花(草)なのだ。
各ページごとに色調が統一されていて落ち着きがある。表紙にもなっている、3つめの、青い鳥 Bluebird の色と木の幹の質感、葉っぱの色づき方の季節感。バランスの見事なこと、このうえない。食い入るように見るもよし、遠目に見るもよし。
日本的な情感を持つのは背景に和紙を使ったり、蛍を描いているからかなぁ。☆☆☆☆☆


ピーターのくちぶえKeats と日本について(3) でも紹介した本。1974年初版。カバー折り返しや、キーツの寄稿文(邦訳)があるのが見逃せない。初めて日本に来た時、飛行機の窓から見えたものは何だったのか?キーツの心情が伝わってくる。なぜ Over in the Meadow のような作品が生まれてくるのか推測できる。



春の日や庭に雀の砂あひて―キーツの俳句絵本春の日や庭に雀の砂あひて―キーツの俳句絵本
編:Richard Lewis 絵:Ezra Jack Keats
ISBN: 4039602501 (1999年)

同じく、「Keats と日本について(3)」 で紹介した絵本。
本当は原作 In a Spring Garden (1965年) 絵:Keats ISBN: 0803740247 を紹介したいのだが、販売していなそう。
Keats が小林一茶などの日本の俳句(英訳選集)を元に描いた作品。
日本語版の表紙を原書と見比べるとよくわかるのだが、デザインがゴチャゴチャしている。中身もそう。原書にあった俳句の英訳文、さらにその下に日本人向けに英訳を日本語訳にした横書きの文、おまけに小林一茶らの縦書きの俳句(古語表示ルビ付き)も載せている。

何も描かないことによって、空間を生かす。
Keatsが日本をイメージし、腐心した(と思う)ことが消えてしまいそう。無限の広がりが有限のものに見えてきて残念。
しかし、それ以上に、この絵本を先に読んでから Over in the Meadow を読むと、Keats の思いが伝わってくると思うから外せない1冊。

スポンサーサイト

2005.06.26 | Keats, Ezra Jack | トラックバック(1) | コメント(0) |












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://nariosky.blog12.fc2.com/tb.php/31-c34a325e

春の日や
世界最短であろう詩の形式、俳句。五・七・五の十七音には古くから四季の美しさや自分の心のうちを表現されてきました。移ろい行く人生の一こまが切り取られ、今でも俳句は多く

2005.09.09 15:18 | Drop's Happy Reading Day

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。